台湾現地就職日記45(台湾企業の福利厚生その1・全部消化!有給休暇)

いまは台南に住んでいますが、以前は台中でお仕事をしていました。
今回から、台湾企業と日本の福利厚生の違いについて。

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台湾現地就職日記(全部消化!有給休暇)

日本出張から台湾へ戻ってきた。両手に買い物代行で買ってきたバッグを抱えて出勤し、みんなに配る。他部署へ渡しに行ったり、集金したりしてやっと配り終えたころには、すでにお昼前だった。出張戻りで忙しいのに何してんだろ。

ところで、入社からすでに4ヶ月が過ぎたころ、周りの同僚がよく休暇を取っている。毎日誰かが休んでいると言っても過言ではない。連休前後には毎回2−3人は休んでいる。聞くとみんな有給休暇を使って休んでいるらしい。これはいったいどういうことなのか。

うちの会社では有給休暇はみんな基本全部消化するらしく、連休に合わせて取得して海外旅行に行く人が多い。土日合わせて10日連休を使うヨーロッパへ行くなんていう同僚もいた。私が日本で仕事していたときは、有給休暇なんて辞める前に少し消化したくらいで使わなかったが、台湾では有給休暇は当然の権利、全部消化する人が多いんだそう。ちなみに、消化しきれなかった有給休暇も給与として還元できる。

入社5ヶ月目に私の日本の祖母が亡くなったとき、5日間の忌引き休暇を取得させてもらい日本へ一時帰国した。海外で仕事をしていると、緊急事態にすぐに帰れないのは悲しいが、すぐに忌引き休暇を許可してくれた会社にとても感謝している。

台湾の会社は福利厚生がしっかりされており、有給休暇以外にも病欠、生理、産休・育休、結婚は申請すれば特別休暇が与えられるところが多い。他にも「事假」という日本語で言う「用事休み」というのもあり、用事で休むとはどこまで許されるのか疑問に思うのであった。

*各会社によって休暇制度は異なりますので、勤務先の福利厚生をチェックしてください。

次回、台湾国民全員が見守る台風の進路

 

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