2025年台北で上演し好評を博した【美しい嘘-Mentira Formosa-】がツアー公演で戻ってきます。7月3日に台南、7月4日に台北、7月9日10日に東京で公演を行います。

中世ヨーロッパの時代、台湾人にも日本人にもなりきろうと一人の男にインスパイアされたこの作品。自分のルーツを掘り下げ、ルーツの揺らぎも受け入れながら、名もなき混沌の中に新しい自らのアイデンティティを見出していく。フラメンコの担い手であるロマ民族も迫害の歴史を持ち、アイデンティティの揺らぎに立ち向かった存在。
日本と台湾、それぞれのアーティストが自身のルーツと向き合い、フラメンコと向き合い一つになっていく。
主演の二人は日本を代表するフラメンコのトップランナーです。プロフィールを紹介します。
佐藤浩希(さとう ひろき)
日本を代表するフラメンコ舞踊家・振付家・演出家であり、舞踊団「アルテ イ ソレラ」を主宰し、国内外で高い評価を得ている。文化庁芸術祭大賞や舞踊批評家協会賞など数々の受賞歴を誇り、2006年には『Newsweek日本版』で「世界が尊敬する日本人100人」に選出されるなど国際的にも注目されている。
近年は宝塚歌劇団の『ドン・ジュアン』『DANCE OLYMPIA』『ZORRO THE MUSICAL』などで振付を担当し、華やかな舞台にスペイン舞踊の情熱を融合。また、歌舞伎俳優・中村壱太郎との共演や片岡愛之助主演『GOEMON』シリーズでの振付・出演を通じて、歌舞伎とフラメンコの大胆な融合を実現させた。ジャニーズの今井翼舞台『World’s Wing 翼 Premium』では本格的フラメンコを導入し、ポップカルチャーとの架け橋となる。さらに山田洋次監督の松竹音楽劇『マリウス』『ゴヤ -GOYA-』で振付・出演し、人間ドラマにフラメンコの情感を加え好評を得た。異ジャンルを横断し、観客に新しい舞台体験を提供する革新者として、日本発の「和のフラメンコ」を確立している。
森田志保(もりた しほ)
日本を代表するフラメンコ舞踊家であり、独自の世界観を追求しながら国内外で活躍するアーティスト。スペイン文化であるフラメンコを日本人の踊り手として昇華し、独自の表現を探求する姿勢が高く評価される。代表的な創作シリーズとして「はなシリーズ」があり、実験的要素を取り入れた作品群の中で『はな6』が平成21年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞。また「ねじシリーズ」では世界的アーティストとの共演を通じて高い芸術性を示している。2014年にはスペインの巨匠アントニオ・カナーレスやカルメン・レデスマを迎えた『PLATA Y ORO』を企画・構成・演出・出演し、国際的評価を獲得。2018年には金沢21世紀美術館で『フラメンコ巡礼』を上演し、同年スペイン・へレスの国際フェスティバル「Fiesta de la Bulería」に出演。さらに短編映画『GRAVITACIÓN』では企画・構成・主演を務め、舞踊表現を映像芸術へと広げている。国内外での活動を通じて、日本におけるフラメンコ文化の普及と発展を牽引する存在。
昨年よりパワーアップしてお届けします。
華金ですが是非劇場に足を運んでくださいませ!
中根信由 (企画・プロデュース)


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