なぜ留年する?
実は台湾の大学では留年する人が少なくありません。以前(こちら:台湾留学卒業に必要な条件とは…?日本と全然違う!)でもお話ししましたが、台湾では必要単位を満たせば4年を待たずに卒業もできます。逆にもっと勉強したいと思えば留年も容易に可能です。つまり、卒業時期は学生によってバラバラです。
「マイナー(副専攻)で自分の所属学科以外の学位を取得したい」、「海外留学したい」という意欲的な理由で留年する学生を多く見てきました。また「留年=単位が足りなかったから」という考えもそこまで強くないように感じます。
私の留年理由は?
私の留年理由は卒論です。台湾の修士課程では「理系は2年、文系は3年かかるのが一般的」と言われており、私も例によって3年かかりました。
- 1-2年次:卒業に必要な単位を取り終える
- 2年次:指導教授を決める
- 3年次:論文を書き終える
というのが一般的なスケジュールだったようで、私もこのような流れで卒業しました。
留年の影響は?
まずは一番大事なビザへの影響です。留年になると、1年ごとに更新可能だったビザは、半年ずつつまり学期ごとにしか延長してもらえなくなります。気をつけましょう。
次に奨学金です。成功大学の奨学金は、前学期の成績によって奨学生が決められます。ですので3年次前半学期は申請できましたが(2年次後半学期の成績があったため)、3年次後半学期は通りませんでした。
最後に学費です。3年次は授業を履修していなかったため、最後の1年は雑費だけを払っていました(詳しい金額はこちら:台湾留学で得た奨学金総額は〇〇万円!)。大学によってシステムは違うと思いますので要確認です。
最後に
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台南在住3年目。台湾人の母を持ち、成功大学での正規留学をきっかけに台南を好きになる。現在はInstagramやYouTubeを通じて台南の魅力を発信するインフルエンサー。クリエイターとして台南TシャツやサバヒーLINEスタンプなども手がける。夢は台南観光大使。
コメント
コメント一覧 (2件)
あさえちゃんこんにちは~ヾ(๑╹◡╹)ノ”
入るまでも大変な大学
出るためのハードルもさることながら
向学心の高い方々が多いんですね~!!
あさえちゃんのコラムはいつも興味深い内容が多く
とても楽しいです♪
これからも楽しみにしています( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
びんさんこんにちは☺️
勉強にハングリーな学生たちの雰囲気がとても良くていい刺激になりました✨
いつもコメントありがとうございます!