前回の「その四」では、一斉休校で学業の重圧が減って大喜びの子どもたちと、休校はチャンスとばかりに日本語の勉強をさせる涙ぐましい私の努力を書きました。今回は、妻が勤めている幼稚園のオンライン授業についてお話したいと思います。
台湾の幼稚園オンライン授業
私の妻は公立小学校付属幼稚園の先生なのですが、全国一斉休園ということで、基本的に小学校などと同じ自主学習です。とは言うものの、園児への教育の場合は目に悪いので、当然、ずっとコンピューターの画面を見せるわけにもいきませんよね。妻の幼稚園では、特別な時間割を決めて、ダンスをさせたり、作業をさせたりしているようでした。妻の職場でも保護者と先生のLINEグループがあり、LINEで告知をしながら、Facebookページで写真やビデオをアップしたり、Facebookの「ルーム」機能で絵本の読み聞かせをライブ配信したり、ホームルームを行ったり。休園中の教育がきちんとできているようで、すごいなと思いました。
でも、妻のITスキルはイマイチなためか、私はビデオ編集などをよくやらされます。本当は、他人の教材作りを手伝ってる暇なんてないのですけれども。とは言うものの、いったんやり始めると、ここに字幕入れようかとか、BGMも入れて、などと悪いクセがついつい出てしまい…(笑)。ああ、また自分の授業準備がしんどくなりました。
さて、次回は最終回の「その六」。私自身の大学でのオンライン授業の様子についてお話しますね。
バックナンバーはこちら↓
突然の一斉休校と自主学習(その一)突然のリモート教育
突然の一斉休校と自主学習(その二)オンライン授業の改善
突然の一斉休校と自主学習(その三)台湾の学校が迅速にオンライン化できた3つの理由
突然の一斉休校と自主学習(その四)オンライン授業の思わぬ収穫
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