台中に就職していた頃の話を連載しています。
就職が決まって、就労ビザ取得まで。
前回の話はこちら↓
台湾現地就職日記(ワーキングホリデービザからの切り替え)
私のこれまでの台湾滞在はワーキングホリデービザで、あと1ヶ月くらいしか在留期間が残っていない。なので、台中の内定が出た会社で勤務するには就労ビザへの切り替えが必要。ワーキングホリデービザから就労ビザへの切り替えについて、ネット上で情報を調べるが、当時詳しい情報を書いているサイトは全く無かった。自分でなんとかするしかない!
意を決し移民局の窓口に相談へ行く。拙い中国語でなんとか担当の方と話をしてみるが、職員さんはワーキングホリデービザのことはよくわからないらしい。すみませんが、外交部に聞いてみてください、と言われたので高雄にある外交部へ電話してみる。電話では英語のアナウンスもあるが、英語は1才児レベルで中国語よりもできないので、頑張って中国語で相談する。相談後、念の為日本台湾交流協会へも国際電話でそれぞれ問い合わせしてみた。
そしてわかったことは、ワーキングホリデービザから就労ビザへの切り替えは台湾ではできず、一度日本へ帰国してワーキングホリデービザを終わらせる必要がある。また、日本もしくは台湾どちらでも就労ビザの申請は可能だが、台湾で就労ビザを申請する場合は、まず停留ビザで入国する必要があるとのこと。うーむ、ビザ切り替え(というか取り直し)は思ったより手間がかかりそうだ。
少し迷った結果、一度日本に帰国して停留ビザで入国し、台湾でビザを申請することにした。久々の日本帰国なので、食い意地の張ったこの男は、複雑な準備書類よりも食べたいものが目に浮かび、笑みを浮かべるのであった。
次回、労働局への申請
バックナンバー↓
【就職活動・面接編】
①(サイトへの登録) ②(面接までの道のり) ③(面接会場までの試練)
④(面接会場での落胆)⑤(求人サイト登録の見直し) ⑥(挫折と職種の見直し)
⑦(面接のチャンス到来)⑧(台中への面接) ⑨(いよいよ面接!)
【就労ビザ取得まで】
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
コメント