台南在住の奥西です。台中で仕事をしていたころの話を掲載しています。
前回から、就労ビザまでの道のりについて書いていますので、ぜひ御覧ください。
前回の話はこちら↓
台湾現地就職日記(会社との契約書内容)
台中の会社の内定が出たので、もう一度会社に行くことに。愛する台南を離れるのはちょっと抵抗があるけど、台中もいいところかもしれないと言い聞かせつつ、台中行きの列車に乗り込む。台南から台中へ移動するのはなかなか遠くてしんどい。台中駅から会社まではバスで40分かかるので、今後の引っ越しはどうするかも考えないと。さすがに手荷物では移動できないので、引越し業者を探そう。いくらくらい必要なんだろう?
列車からタクシーに乗り継ぎ、前回より移動時間は少し短く、約4時間かけて台中の会社に到着、人事の方と契約についての話をすすめる。
難しい中国語が続くが、書類があるのでわからないところはGoogle先生に聞きながら理解していく。翻訳がよくわからないときは、あまり気にしないことにする。契約書に無茶なことは書かないだろう。
面接の時から気になっていた給与の説明になる。さっきより少し身を乗り出す。面接の最後に言った希望の4万元はそのまま反映されているのか気になる。
おそるおそる契約書を覗いてみる。
・・・おぉ、45,000元になっている。
こちらの希望の4万元を超えている!これは、あれだ。私の潜在能力を見出してくれ、将来を期待されているに違いない、と鼻を膨らませる。
それを見たからなのかどうかわからないが、人事の人が「外国籍の方は、給与がこれくらいないとビザが発給されないんです」との説明を受ける。
あー、そうなんだ・・・と少し落胆。・・・でもまぁ希望より給料が高くなったのは良いことと、素直に喜ぶことにする。
その後、今後の手続きについて話をし会社をあとにする。
労働許可やビザ申請のために必要書類がいくつかあり、一旦日本に帰国する必要があるらしい。
台南に帰るバスの途中、日本への航空券(LCC)を探すのであった。
バックナンバー↓
【就職活動・面接編】
①(サイトへの登録) ②(面接までの道のり) ③(面接会場までの試練)
④(面接会場での落胆)⑤(求人サイト登録の見直し) ⑥(挫折と職種の見直し)
⑦(面接のチャンス到来)⑧(台中への面接) ⑨(いよいよ面接!)
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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