奥西です。ここ2年位日本に帰れていないですが、最近は台湾でも日本の商品が手に入れやすくなっています。ちょっと価格は高めですが。
今回も台中の現地企業に就職するまでのお話を続けます。
前回の記事はこちら↓
台湾現地就職日記⑪(台中での面接その3)
台中企業での面接が一息つき、会議室で激甘の烏龍茶をすする。必死に話したので喉が乾いたが、こんな甘かったら喉もっと乾いちゃうなー。なんて思いながら、面接の緊張感の抜けたダメなアラサー日本人男性は余裕な表情で面接官の帰りを待つ。採用を確信しているのではなく、どうやらすでに諦めているようである。
会議室のドアが開き、先ほどの面接官と後ろに女性も入ってきた。
何か数枚の書類も持ってきている。これはどういうことなのか?
女性:「はじめまして。○と申します。こんにちはー」
女性の日本語はとてもきれいな発音で、すぐに日本語の担当者だとわかる。こんな上手い日本語の台湾人の方はなかなかいないと思う。なぜいまになって日本語のできる人が来たんだ?と少し混乱していると、どうやら面接時の中国語でわからないところは、日本語で聞きながら、面接を続けていただけるようだ。あれ、不採用じゃなかったのか。
そこからまた面接が続く。中国語で頑張って答えると、「では、もう一度日本語で」と中国語が通じていないのがリアルタイムでわかる。やっぱり全然通じてなかったのね。途中からほとんど日本語で回答、ほぼ女性に通訳してもらう。なんとも情けない。
そんなこんなで受け答えをいくつか続け、デキる営業マンの方から最後の質問が。
「給料はいくらほしい?」
全く予想していなかった質問なので少し固まる。
どう答えるのがいいのか・・・
次回、台中での面接その4
バックナンバー↓
①(サイトへの登録) ②(面接までの道のり) ③(面接会場までの試練)
④(面接会場での落胆)⑤(求人サイト登録の見直し) ⑥(挫折と職種の見直し)
⑦(面接のチャンス到来)⑧(台中への面接) ⑨(いよいよ面接!)
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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