退職の許可が出たが、まだ1ヶ月ちょい仕事がある。
最後の日本出張に向け準備をして時期を待つ。
前回の話はこちら↓
台湾現地就職日記89(台湾企業からの離職編その4・がんばれ辞めるな後輩!)
部長に意志を伝えてからしばらく経ったが、離職できる感じがしない。 ひょっとしたら忘れているんじゃないかと疑い始める。 前回の話はこちら↓ https://tainan-jp.com/c...
目次
台湾現地就職日記(最後の日本出張)
退職のことは上司には伝えていたが、後輩には伝えていなかった。たぶん辞められると困ると思ったのか、これは部長からの指示だった。今まで作ってきた顧客の仕事を後輩に引き継ぎしていく。
1ヶ月後、最後の日本出張へ。今回は幕張メッセでの展示会への参加で、会場には300を超えるブースが所狭しと並ぶ。うちの会社も比較的大きいブースを借り、ここで3日間日本のお客さんにアピールする。最後の大仕事だ。
三日間ほぼ立ちっぱなしの接客だが、ひっきりなしにお客さんが来るので忙しい。忙しくはあるが、デスクワークではないので心地よい疲労だ。上司や後輩は日本語での対応では日本人のようにスムーズにはいかないので、私がメインで対応。日本語のできない部長はいつもどおり暇そうにスマホをいじっている。
展示会がすべて終わり、大阪の実家に用事があったのでそのまま新幹線で実家に帰宅する許可を得ていた。新幹線や台湾戻りの交通費はすべて会社が負担してくれる。大阪行きの新幹線で駅弁を食べ、ビールを飲みながら、いままでのことを思い返し会社に感謝するのだった。
次回、退職までの日々
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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