台湾の会社を退職したいので、部長へ話する機会を待つ。
なかなかタイミングが合わず3日が経過してしまう。
前回の話はこちら↓
台湾現地就職日記(退職の意志表示とタイミング)
労働契約書の内容確認、ネットでの心もとない情報を見ても台湾で契約期間内の退職は問題なさそうな気がしてきたので、部長に退職の意志を伝えることにした。こういったときは辞表を書くのか書かないのか、台湾ではどうするのかわからず迷う。紙とペンを用意して書いてみようと思い、ちょっと試し書きしてみたが書き方がいまいちわからないし中国語が難しいので断念。紙なんかより直接面と向かって伝えることが大事である(書くのがめんどくさい)。
部長が席にいて暇そうなときを見計らって突撃したい。だが部長は電話してたり会議に行ったりなかなか伝えるタイミングがない。普段あまり気にかけることはないが、部長はちゃんと仕事をしているようである。トイレに行ったタイミングで伝えるか・・・とか考えるが、トイレで用を足しながらする話でもないような気がしないでもない。
自分の業務も忙しいので、タイミングがなく3日が経過。早く伝えたいというもやもやが溜まってきた。ちょこちょこ部長の席を確認するので首もしんどくなってくる。そこからしばらくすると、部長は電話を切ってコーヒーを飲んでいるリラックスタイムに入ったようである。この機会を逃すまいと突撃する。
部長と会議室に移動して話をすることに。そして離職したいと申し出ると、引き止められた(ような気がする)が、意志が固いことを伝える。しかし、日本チームの人材が全然足りていないので、新人が育つまで待って欲しいとお願いをされる。すぐに退職したい気持ちはあったが、さすがに引き継ぎの責任があるのでこれを断るわけにもいかず、新人が育つという曖昧な退職時期を待つ。ひょっとすると、1年後なんてことも考えられるぞ・・・と不安になるのであった。
台南在住12年目。現台南市日本人協会理事長。台南日台交流会を運営して9年、台湾⇔日本相互の留学やワーキングホリデーの現地サポート法人を運営。台湾でのワーキングホリデー、華語中心、現地法人就職、カフェ創業、ゲストハウス経営の経験あり。留学サポート歴は日本から通算で約15年。
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