台湾現地就職日記46(台湾企業の福利厚生その2・台湾中が見守る台風の進路)

台中で働いていたときの就職日記を連載しています。
今回は、台湾の台風休みについて

前回の話はこちら↓

台湾現地就職日記45(台湾企業の福利厚生その1・全部消化!有給休暇)

台湾現地就職日記(台湾中が見守る台風の進路)

早いもので台湾企業に就職してから5ヶ月が過ぎようとしていた。2回目の日本出張も決まり、出張のスケジュールはみっちり入っているものの、また日本に行けるのは嬉しい。前回日本出張の教訓から、今回は買い物代行はきっぱり断ろうと心に決める。

会社での昼食の時間、デリバリーで届いた汁なしゴマまぜそばをすすっていると、営業部のLINEグループで「台風が来てる!」と何やら喜びのスタンプ入りでメッセージが入る。今回来ているのはかなり大きな台風で、3日後の木曜日に台湾に上陸しそうである。会社の製造や運送に影響を受けて納期が遅れそうでこりゃ大変と思っていたら、LINEグループ内ではお祈りのスタンプが連打されている。そう、みんなが台風休みを願っているのである。なんと不謹慎。

台湾の会社や学校は台風が来ると、台湾政府から当日の早朝に各地方毎に「停班停課」が発表される。「停班」は会社関係の休業、「停課」は学校関係が休校になるというものだ。台湾は台風の猛威にさらされることが少なくないので、政府から出勤や登校をしないように呼びかけているのである。

この「停班停課」になると会社は休みとなり、学校も休みになるので台湾国民全員が台風の進路を見守っている。よくよく考えると経営者は、急な休みの対応や納期の遅れ、施設の心配などでたまったものではない。私が経営者だったら、従業員が「台風来て〜ん♥」の画像をアップしていると張り倒してしまうかもしれない。

今回の台風の影響で台中は「停班停課」になった。朝から晩まで豪雨強風で雷鳴が轟き、ずっとアパートにいるがとてもゆっくりできない。それでも同期は休みになったのが嬉しいようで、デパートで美味しいものを食べているところをFacebookにアップしている。私の住んでいる工業地帯一帯はコンビニがかろうじて開いているだけで人の気配はなく、不安な夜を過ごすのだった。台風時には外出は控えましょう!

次回、誕生日のお祝い

 

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