台湾現地就職日記44(日本出張編その6・両国の潤滑剤!現地就職日本人の役割)

台湾企業で働いていたときの経験を掲載しています。
日本への出張も最終日。頼まれたお土産が多すぎてツラい。

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台湾現地就職日記(両国の潤滑剤!現地就職日本人の役割)

東京ビックサイトでの展示会は3日間、どの日も盛況でかなり忙しかった。一日平均100以上の既存顧客や新規顧客にご来場いただき、展示会への出展は大成功。台湾に戻ってから連絡を取り合って仕事につなげていくので、帰ってからもしばらくは忙しくなりそうだ。

展示会が終わって翌日は既存顧客の会社へのあいさつ回り。昼食・夕食は顧客から接待を受ける。私が台湾企業に就職して初めて日本人から接待を受ける。個室の和式居酒屋を予約してもらっており、掘りこたつ式の座席に座っていく。なかなか高級そうなお店だ。

日本人との飲み会の席での話は、ビジネスでも他愛もない話題が多い。今回の相手企業の方は話しやすく、会話も盛り上がり久々の飲み会を楽しむ。しかし、すべて日本語での会話なので、日本語がわからない部長・アシスタントはもちろん、日本語がとても上手な上司も日本人同士の会話内容がほぼわからないようである。ところどころ通訳して場を盛り上げる役に徹する。初めて役立っている気がする。

あとから部長に話を聞くと、いままで部長や上司が日本人との食事会のときには、何を話していいのかわからず気まずい雰囲気になることが多かったらしい。日本人が対応するとこんなに話ししやすくなるんだね、と褒められ素直に嬉しい。日本人顧客用宴会スタッフというニッチなスキルを活かす場面は、今後あまりないだろうなー。

日本出張最終日のこの夜は10時頃まで接待を受け、ホテルに帰ってから同僚に頼まれていたお土産を買いに行き、両手に買い物袋を抱えてクタクタになってホテルに戻ったのは12時。寝る前に自分へのご褒美にプレミアムモルツを飲み、さきいかをカジッて今回の出張について一人反省会をする。仕事や接待はうまくいったが、買い物代行についてのみ、やはり引き受けすぎたなと猛反省するのであった。

次回、全部消化!有給休暇

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