台湾現地就職日記25(仕事開始編その5・新人教育の困難)

台中でお仕事していたときのお話も25話。
台湾で就職したい方の参考になれば嬉しいです。

前回の話はこちら↓

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台湾現地就職日記24(仕事開始編その4・台湾のお昼寝文化) 台中でお仕事していたときのお話を掲載しています。 今回で24話目になります。バックナンバーもぜひ御覧ください。 前回の話はこちら↓ https://tainan-jp.com/job/926/ ...
目次

台湾現地就職日記(新人教育の困難)

台湾の文化に従い、周りに合わせて30分のお昼寝。
お昼休みが終わったので起床し、腕を上に伸ばしうなる。昼寝は良い。午後から頭が冴えるので、積極的に昼寝しよう。土日にでも昼寝グッズを購入しようかな。

出勤初日の昼からは新人教育を受ける。ここの新人教育とはビジネスマナーなど新社会人のための教育ではなく、会社の製品に関わる専門知識を学ぶための場である。少し特殊な電子製品のため、営業するときも知識がないと製品を売ることができない。

私より3日ほど前に入社した、同じ営業部の日本語担当の台湾人の同僚と一緒に授業を受ける予定。この同僚は大学を卒業後に入社したほぼ同期の新人で、日本語能力試験N1を持っている。午前中のパソコン作業やお昼ごはんの注文時には、中国語でわからないところをかなり助けてもらった。この同僚がいなかったら不明点が多すぎてダメだったかもしれない。新人教育の中国語もわからないところがあったら頼むぞ、と同僚に期待の眼差しを送る。

新人教育は同じ営業部欧米圏担当のマイケル(実際の名とは異なります)。マイケルは欧米圏担当だからかどうかわからないが、かなりフランクな話し方で好感が持てる。ちょっと雑談をしたあと、プリントされた教育資料が配布される。多少難しい専門用語の中国語でも、ネットで検索すればなんとかなるし、N1を持った心強い同期もいるので安心だ。電子関係の用語でも法律用語でもどんとこい、と身構える。

配布された資料を手にとって見ると・・・英語??

びっしり呪文のような専門用語の英語が並んでいる。ナンデスカコレハ。

配る資料を間違えたのか?とマイケルに聞くが、専門用語の資料は中国語版がないらしく、英語版で進行するようである。同期に目をやるととても困った様子。どうやら私と同じく英語はできないらしい。二人の新人が困った顔をしているのを無視してマイケルの新人教育が始まった。

次回、新人教育の言語

バックナンバー↓

【就職活動・面接編】
①(サイトへの登録) ②(面接までの道のり) ③(面接会場までの試練)
④(面接会場での落胆)⑤(求人サイト登録の見直し) ⑥(挫折と職種の見直し)
⑦(面接のチャンス到来)⑧(台中への面接) ⑨(いよいよ面接!)
⑩(台中での面接その2) ⑪(台中での面接その3)
⑫(台中での面接その4) ⑬(面接から数日後の話)

【就労ビザ取得まで】
⑭(内定から仕事開始までその1・就労ビザ取得の流れ) ⑮(内定から仕事開始までその2・会社との契約書内容)
⑯(内定から仕事開始までその3・ワーキングホリデービザからの切り替え)
⑰(内定から仕事開始までその4・労働許可申請)⑱(内定から仕事開始までその5・引っ越し作業)
(内定から仕事開始までその6・就労ビザ申請)⑳(内定から仕事開始までその7・居留証の申請)

【現地企業・仕事開始編】
21(仕事開始その1・台湾人同僚の名前) 22(仕事開始その2・ビジネスで使う中国語)
23(仕事開始その3・お昼ごはんの注文)

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