先週のコラム(5月22日)では新型コロナウイルス抗原検査キット陽性の場合、対象によって(主に隔離期間中か否か)、PCRを受けるかどうか異なる、というお話をしました、
5月25日から、抗原検査キット陽性反応を、外来かオンライン診療で医師に見せて、確定診断された場合、症状や必要に応じて、薬がすぐに処方できるようになりました。
更にPCR検査を受けて頂く対象は、主に、医師が抗原検査結果に疑問を抱いたり、医師と患者さんの間で共通認識が持てなかったり、隔離治療中に入院が必要と判断された場合などです。
今まで通り、陽性反応がでている抗原検査キットを厳封の上、指定検査場までお持ち頂き、PCRを受けることもできます。
新型コロナウイルスに関する情報は逐一変化しているので、わかりにくいことも多いと思います。参考になれば幸いです。
早稲田大学&大学院で医療人類学修了、姉妹校の高雄医学大学医学部編入、医師免許取得後、台南の医学センターで研修を終え、消化器内科フェロー、チーフレジデント。台南出身の妻と娘の三人暮らし。早大時ヒマラヤ未踏峰初登頂(6,650m)を果たすが、登山パートナーの死を契機に医学の道へ。日本の鍼灸国家資格も取得済で東西の医療に通じた総合診療、消化器内科医を目指す。
コメント