EU(European Union:欧州連合)は、12月21日に新型コロナワクチン接種の電子ワクチンパスポートを台湾と相互に承認する措置を決定し、台湾で発行された同パスポートがEU加盟国27カ国とその他33カ国で使用できるようになりました。しかし、日本は含まれていません。
本協会は、この件に関し郭国文立法委員に台湾政府として日本政府に台湾の接種証明書認定を働きかけるよう要望しています。
参照:日本政府の台湾ワクチン接種証明書の認定について要望しました。
私個人としては、3月と5月にアストラゼネカを接種し、12月にモデルナのブースターワクチンを打ちました。
その後、台湾の電子ワクチンパスポートを申請し、今年開催予定のマラソン大会などにも電子ファイルを送っています(プライバシーのため写真を一部加工していることをご容赦ください)。
マラソン大会申し込みフォームから電子ワクチンパスポートをアップロードすることができます。詳細はリンクをご覧ください。
参照:2022台南古都マラソンの日程等が発表されました。
しかし、1月4日に台湾北部にて新型コロナのオミクロン株の市中感染が初めて確認されました。隔離用ホテルの滞在中や、国際空港の従業員の感染が懸念されています。これを受けて、ブースター接種前の間隔が5ヶ月以上だったのが、12週間(3ヶ月)以上に短縮されました。
参照:ワクチン副反応と「基礎加強」「追加劑」
今後も防疫情報に注意しましょう。
早稲田大学&大学院で医療人類学修了、姉妹校の高雄医学大学医学部編入、医師免許取得後、台南の医学センターで研修を終え、消化器内科フェロー、チーフレジデント。台南出身の妻と娘の三人暮らし。早大時ヒマラヤ未踏峰初登頂(6,650m)を果たすが、登山パートナーの死を契機に医学の道へ。日本の鍼灸国家資格も取得済で東西の医療に通じた総合診療、消化器内科医を目指す。
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