変異型オミクロン株

南アフリカで見つかった新型コロナ肺炎変異株「オミクロン株」(B.1.1.529)は11/24にWHO(World Health Organization:世界保健機関)へ報告され、11/26にVOC(Variant Of Concern:懸念される変異株)と位置づけられました。

台湾政府は同日、南アフリカ、ボツアナ、ナミビア、レソト、エスワティニ 、ジンバブエを高リスク国家と定め、上記アフリカ六カ国からの入国や乗り継ぎに対して集中的に検疫を強化する予定です(🔗11月29日0時より)。この変異型オミクロン株は、イギリス、ベルギー、イタリア、ドイツ、チェコや香港などでも見つかっています。
感染力や重症度はデルタ株よりも強いのではないか、という報道も見受けられますが、その詳細はまだ十分に分かっていない、というのが現状です。

しかし、現行のPCRでオミクロン株を検出することは可能ですし、上記六カ国から台湾への直行便はありません。また昨日の海外から台湾へのコロナ輸入感染者は12例ですが、コロナ新規国内感染者と死者はいずれも連続18日でゼロでした(🔗11/27発表まで)。
今後も各国の変異株状況や中央流行疫情指揮センターなどの公式発表に注意し、私達も迅速かつ適切な感染対策を行っていければ、と思います。

主要参考資料:

衛生福利部疾病管制署:11月29日零時起,南非、波札那、納米比亞、賴索托、史瓦帝尼及辛巴威等6個國家提升為「重點高風險國家」,入境後須入住集中檢疫所

フォーカス台湾:27日の輸入症例12人 新型コロナ/台湾

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