台湾の在宅ワクチン接種

高齢社会から超高齢社会へ

台湾は2018 年に「高齢社会(aged society)」に突入し、2026年には「超高齢社会(super-aged society) 」になる見込みで、在宅医療や介護ケアへの社会的関心が広がっています。「高齢社会」とは人口に占める高齢者の割合が14%を超えている状態を指し、高齢化率が21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれます。日本の場合は1994年に「高齢社会」、2007年に「超高齢社会」になっており、台湾の方が日本よりも短い時間で高齢社会から超高齢社会を迎えるだろうと予想されています。(台湾の国家発展委員会資料)。

引用:中華民國國家發展委員會:https://www.ndc.gov.tw/Content_List.aspx?n=695E69E28C6AC7F3

在宅ワクチン接種

奇美病院老年医学科蔡岡廷主任によると、在宅医療を必要とする患者数が去年7月と比べ倍以上増えているそうで、高齢化だけでなく新型コロナウイルスの市中感染により、患者さんが医療機関に赴くのを避けている、と考えられています。そこで当院では、台湾全国の高齢者がコロナワクチン接種対象に加わったことに伴い、患者さんが自宅でワクチンを受けられるよう「在宅ワクチン接種」を始めました。医師や訪問​看護師が接種された患者さんの接種後経過観察を行うなど環境が整っていれば、患者さんが余計な不安を覚えるケースが減り、予防接種や治療に専念することができます。在宅医療の推進により、今後高齢患者さんの緊急入院や診療回数が減少することが期待されます。

(写真:奇美醫學中心提供)

参考記事: 自由日報 居家醫療患者行動不便 奇美醫安排到宅施打疫苗 2021/07/07 https://health.ltn.com.tw/article/breakingnews/3595064

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