台南カフェ起業日記114(台湾での経営で体験したあれこれ編・オープンから一年が経過、客足が遠のく)

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台南カフェ起業日記オープンから一年が経過、客足が遠のく

台湾で新規オープンの飲食店は、開店創業当初は知り合いが来たり新しいお店好きの人がお店に来たりと、かなり盛り上がる。でも時間が経つにつれて次第に物新しさがなくなり、客足が遠のいていき、一年以内に閉店してしまうなんていうお店がとても多い。オープンから三ヶ月で閉店なんてお店もあり、台湾の人は事業を辞める見切りがめちゃ早い。儲からないお店は早々に辞めちゃうのだ。

しかし、外国人は台湾でお店をオープンするにあたり、ビザの申請や会社の登記など時間と手間と費用がかかっている。なので、台湾の方と同じように儲からないから閉めちゃおうと軽々しくはできないのである。

うちはというと、カフェの経営は創業から一年間なんとか黒字で乗り切ることができた。起業ビザの更新も終え、これで安泰かななんて一安心。一年継続できビザも更新できたので、起業大成功と言っても良いのではないだろうか?(ギリギリの黒字程度だけど)この調子で売上は安定してくれるかと甘い考えを持っていた。

創業一年を超えて春節が終わり営業を再開したころ、いよいよお客さんが少なくなってきた。平日の昼間には、ひどいときでお客さんが3人だけみたいなこともあった。春節明けの月は赤字になり、このままでは僅かな貯蓄が底をついてしまう。週に二回の日台交流会だけは毎回満席になるが、これだけでは経営が厳しい。この状態が続くと3ヶ月もたないかもしれない。余り物の食材を毎日3食食べて自らの食費を浮かし、バイトのシフトを減らしたりしてなんとか持ちこたえる。

とある日のランチ営業の時間後、今後の事業計画について考えていると、テレビ局から取材依頼の電話が入る。なんと20分間うちの特集をしてくれるというのだ。その翌週には他のテレビ局からも取材の依頼があり、こちらはなんと40分番組でテレビ局のスタジオでの収録もあるという。テレビでの放映があればお客さんはかなり来るだろうし、経営もかなり楽になるだろうとこの2件の取材を受け入れることにした。

しかし、このときはまさかあんな結末になるとは夢にも思わなかった・・・(続く)

以前の記事はこちら

【お店経営で発見した文化の違い編】
71(台湾人受けしない食材)
72(台湾に売ってない無糖ヨーグルト)
73(台南の業務用スーパー)
74(雨の次の日は高騰!台湾の野菜事情)
75(サラダは食べない?台湾の食事事情)
76(値上がりし続けるお肉)
77(台湾と日本のマヨネーズ)
78(台湾のベジタリアン事情)
79(ハヤシライスは台南でウケるか?)
80(お店前がバイクで埋まる)
81(魚の名前がわからない)
82(夏に冷房壊れ蒸し蒸し地獄の店内)
83(衝撃!台南真夏の電気代)
84(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その1)
85(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その2)
86(大阪人なのでたこ焼きパーティをしてみる・その3)
87(無糖炭酸水が飲みたい!)
88(朝市にも売っていない紫蘇を栽培してみる)
89(台湾の雑誌に掲載される)
90(ご近所さんや常連さんからのもらいもの)
91(魅惑の黄昏市場!)
92(日本人の貸し切りパーティ)
93(カフェ店長の休日の過ごし方)
94(猫舌が多い?台湾のお客さん)
95(中秋節は店前で焼き肉!)
96(お酒を飲めない台湾の大学生)
97(お店前で商売繁盛祈願!紙のお金を燃やす)
98(便器の上に足を?!台湾のトイレ事情)
99(お店のレシートで宝くじ)
100(台湾で好き嫌いの多い野菜は?)
101(汁物の食べ方)
102(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その1)
103(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その2)
104(恐怖の○キブリ大行進!消毒の日その3)
105(先生に感謝する老師節)
106(お客さんも業者も遅刻な日常)

台湾企業就職日記(全100話)はこちら

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